2021年12月5日日曜日

「卓球療法士」資格を取得しました 理事長・馬場洋光

5日に小林市で「卓球療法士」講習がおこなわれ、私は参加し、資格を取得しました。ぜひ宮崎の卓球愛好者のみなさんにも「卓球療法」を知っていただきたいと思い、紹介します。

「卓球療法」とは、卓球の用具を活用し、心身の健康の維持・向上・予防を図る方法で、主に身体疾患・精神疾患の方が対象であり、福祉施設・医療機関や学校、公共施設、卓球場において行われます。日本卓球療法協会ホームページ

私は大好きな卓球でなにか人の役に立てないかと思い仲間とともに5年前に新日本スポーツ連盟宮崎卓球協議会を立ち上げました。一方でふだんは「ホームペルパー」のとして福祉に携わっています。そういうなかで新日本スポーツ連盟の雑誌「スポーツひろば」で「卓球療法」の存在を知り、興味を持ち、今回の資格の取得に至ったわけです。

(卓球バレー)

講習は午前は座学、午後は実技という形式でした。宮崎だけでなく鹿児島や大分から卓球愛好者、福祉関係者、難病患者などさまざまな人が参加していました。講師は北九州からお見えになっていました。

療法の形式は「卓球バレー」「卓球ホッケー」「マシン練習」「的あて」「ラリー」などさまざまなです。半身まひのお年寄りも方が、療法によって、みるみる機能が回復していくなど、さまざまな実例が動画で紹介されました。

(的あて)

私はふだん仕事で利用者さんの外出支援などをおこなっていますが、「卓球療法」は障害者や高齢者の社会参加をさらに促進するものとして極めて有効であると感じました。

全国では、卓球療法を用いたさまざまな活動が広がっています。まだ自分自身、何から着手するかは決まっていませんが、宮崎でも資格取得者を増やし、いっしょに実践して、卓球療法の輪を広げていければいいなと感じています。卓球療法に興味のある方は私までお知らせください(ばば・ひろみつ)

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