あけましておめでとうございます。
昨年から新型コロナウイルス感染が猛威をふるっています。昨年、一時は体育館が閉鎖になり、卓球大会が幾度となく中止を余儀なくさせられました。選手・愛好者は、練習・試合ができない日々が続きました。
私たちはこのようななかだからこそ「スポーツは生きる力」「スポーツは人と人とをつなげるもの」と位置づけ、施設さえ使用できれば卓球大会を開催してきました。消毒・手洗いの徹底、マスク着用はもとより競技もシングルスにしぼるなど感染対策をおこないました。困難をのりこえて卓球大会を開催する私たちの活動は、選手や愛好者に共感を広げました。今年も選手・愛好者の期待にこたえ、引き続き、可能な限り各種卓球大会を開催していく決意です。
また今年8月、これまでの活動を維持・発展させるために、選手・愛好者のみなさんに新日本スポーツ連盟への登録と登録費の納入を呼びかけました。登録の呼びかけに少なくない選手・愛好者がこたえていただきました。そもそも新日本スポーツ連盟は、加盟登録制であり、登録している選手が連盟の卓球大会に出場できます(オープン大会は除く)。とくに昨年来の新型コロナウイルス感染症の流行により、施設が閉鎖され、卓球大会が開けないことから、収入が激減し財政がひっ迫していましたが、この登録制により少し持ち直しました。みなさまのあたたかいご支援・ご協力に心から感謝申し上げます。
さらにこれらの活動に共感した何人かの選手・愛好者の方が、役員に自発的に志願していただきました。念願の弱かった理事会の体制の強化が実現できました。本当に感謝の思いでいっぱいです。
このように宮崎卓球協議会を設立して4年目にして、きびしい困難に直面しましたが、多くの選手・愛好者のみなさんと力をあわせ、のりこえてきました。今年も一つひとつみなさんと力をあわせれば、どんな困難でものりこえられると確信するものです。
今年に延期された東京オリンピック・パラリンピックやTリーグも盛り上がり、卓球という競技にかつてない関心と期待が高まっています。今年も、その期待にこたえ「選手ファースト」の精神で卓球を通じて卓球選手・愛好者が元気になっていただくことをめざします。
今年もみなさまのご指導・ご鞭撻を心からお願いします。(ばば・ひろみつ)
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