オリ・パラの年・さらに卓球の輪広げ 理事長・馬場洋光

あけましておめでとうございます。
今年は、いよいよ東京オリンピック・パラリンピックの年です。海外の選手を心から歓迎するとともに、すべての選手の活躍を期待します。憲法９条を持つ国で開催されるオリンピック・パラリンピックとして、平和への思いと力を結集していくことを望みます。また、スポーツの核心となるフェアプレイの精神の発揮を希望するものです。
東京オリンピック・パラリンピックを前に国際大会での日本人選手の躍進や２年目のＴリーグも盛り上がり、卓球という競技にかつてない関心と期待が高まっています。
宮崎の地で、その期待にこたえるべく、発足４年目の昨年も、卓球を通じて卓球選手・愛好者が元気になっていただくことをめざして、どのレベルの方でも、みんなが等しく、数多く試合を楽しめるようにさらに大会運営を工夫してきました。
一部に、新日本スポーツ連盟にたいする偏見や誤解がありましたが、私たちは愚直に「選手ファースト」の大会運営をつらぬいた結果、そのことが信頼を広げ、昨年１年も、老若男女の多くの選手・愛好者が私どもの大会に参加しました。
同時に、さまざまな改善点も明らかになりました。今年はその改善をめざしつつ、さらに卓球選手・愛好者の声に耳を傾け、その要求に応えるとともに宮崎において卓球界の発展に寄与していく決意です。
今年もみなさんのご指導・ご鞭撻を心からお願いします。（ばば・ひろみつ）